医療法人の消費税について
医療法人でも消費税の納税義務があります。消費税は課税期間の課税売上高が1000万円以下の医療法人はその課税期間における消費税を免除されますが、1000万円を超える場合には、消費税の納付義務が生じます。
基本的には「受け取った消費税」から「支払った消費税」を差し引いて納税を行いますが、医療法人の場合には、課税取引と非課税取引があるので注意が必要です。
■課税取引
・インプラントなどの自由診療
・健康診断や予防接種
・通常の備品等の購入
・医療機器等の売却による収入など
■非課税取引
・健康保険法・国民健康保険法などによる診療
・労災保険適用の診療、自賠責保険の対象となる診療など
このように医療法人の取引には非課税取引があることを忘れないようにしましょう。消費税に関してお困りのことがございましたら、まず当事務所の税理士までお問い合わせください。
石田総合会計事務所では、港区、渋谷区、品川区、新宿区を中心に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の広いエリアで「起業支援」、「国際税務」、「医業税務」などに関する税務相談を承っております。「医療法人の消費税」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。
BASIC KNOWLEDGE
-
個人事業主にもクラウ...
会計ソフトにはインストール型とクラウド型があり、どちらを選ぶか迷う場合があるかもしれません。個人事業主であればクラウド型会計ソフトがおすすめです。この記事では、個人事業主がクラウド型の会計ソフトを導入するメリットについて […]
-
事業計画書の必要性と...
事業計画書は、起業や新たな事業を始める際に、事業の将来像や経営方針、売上計画などを整理し、明確にするための重要な書類です。この計画書は、事業の方向性や具体的な活動方針をまとめるもので、経営者自身にとっても意思決定の道標と […]
-
節税対策の提案
法人の課題として最も大きな課題は「いかに節税」できるかということです。節税を上手に行うことによって、法人に少しでも有益に使えるお金が残り、事業拡大や資金繰りが容易になります。しかし、節税ばかりに重きを置いてしまうと、資金 […]
-
自己資金なしでも起業...
起業を行う際には資金を必要としますが、この資金がない場合、すなわち自己資金がない場合にはどのように起業をしていけばよいのでしょうか。結論から申し上げますと自己資金なしでも起業は出来るのですが、自己資金がない場合には広告宣 […]
-
医療機器のリースと購...
医療機器を導入する際には、リースで導入する場合と購入して導入する場合の2パターンが考えられます。しかし、それぞれの方法ではメリットやデメリットがあり、それぞれの特徴を押さえておかないと知らないうちに損をすることも考えられ […]
-
クリニック開業におけ...
クリニックを開業する際には、事業計画書を作成していくことが必要になってきます。事業計画書を作成することで、クリニックを開業する際の資金調達を容易に行うことが可能になったり、クリニックの開業の際の事業計画が実際にうまく行く […]
ABOUT US

- 経歴
- 商社での営業を経験後、大手の税理士法人等で資産税を含めた各種税務申告業務及びコンサルティング業務に従事。また、大手金融機関に約2年間出向しており、金融機関の内情にも精通している。
- 経歴
-
- 東京税理士会
COMPANY
名称 | 石田総合会計事務所(Ishida Tax & Accounting) |
---|---|
代表者 | 石田 芳文 |
所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル28階 |
連絡先 | TEL:03-6824-5087 / FAX:03-6800-1718 |
対応時間 | 平日 9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能) |
定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能) |
